不動産担保ローンでは金利に幅があるのが一般的

不動産担保ローンの金利

不動産担保ローンは、カードローンなどの無担保ローンより金利が低いのが魅力です。ただ、多くの金融機関では、「2.90%~9.50%」のように金利にかなり幅があります。不動産担保ローンを利用するならなるべく低い金利のところがよいとは誰もが思いますが、このように金利に幅がある場合、実際にはいくらぐらいの金利が適用されるのでしょうか?そこで、不動産担保ローンの金利について解説しましょう。

一般的に、不動産担保ローンでは「2.90%~9.50%」のように金利に幅が設定されています。低い方を下限金利、高い方を上限金利と呼びますが、どちらが適用されるのかによって、支払う利息には大きな差が生まれます。たとえば、上の例で100万円借りる場合、下限金利の場合、年間の利息は29,000円ですが、上限金利だと95,000円にもなるのです。

このように、下限金利と上限金利で大きな差が生まれますが、ほとんどの場合、上限金利に近い数字が適用されると考えた方がよいでしょう。金利に幅があるからといって、その範囲内に満遍なく利用者が分布しているわけではありません。下限金利は、言ってみれば集客のための餌のようなもので、これを低くすることで魅力的に見せているだけと考えてよいでしょう。

もちろん下限金利が適用される人もいます。しかし、よほど融資審査で高い評価を受けない限り、適用されることはないと考えた方がよいです。不動産担保ローンに申し込んだ人の9割以上は、上限に近い金利が適用されています。ですので、不動産担保ローンを金利で選ぶ際は、下限金利ではなく上限金利に注目してください。

とはいえ、適用される金利を低くすることも可能です。要は、融資審査の評価を高くすればよいわけですから、担保に入れる不動産を価値の高いものにすればよいのです。たとえば、100万円の融資を受ける場合、価値が100万円の不動産を担保にするより、5,000万円の価値がある不動産を担保にした方が、金融機関も高く評価してくれます。

この担保の価値と融資額の割合を保全率と言います。たとえば、価値100万円の不動産を担保に100万円の融資を受ける場合、保全率は100÷100=1で100%となります。一方、5,000万円の不動産なら、5,000÷100=50、つまり保全率は5,000%です。低い金利を適用されるためには、保全率が高くなる不動産を担保に入れましょう。

とはいえ、担保にできる不動産を自由に選べる人は少ないでしょう。となると、融資額を下げることが保全率を高める唯一の方法になります。審査になかなか通らないという方は、借りられるだけ借りようとするより、必要最低限の融資額で申し込んでみましょう。

なお、不動産担保ローンの金利には、固定金利と変動金利の2種類があることにも注意してください。どちらが良くてどちらが悪いというものではありませんが、それぞれ特徴が異なるので、仕組みをよく理解しておくことが大切です。

固定金利とは、ローンを契約した時の金利がずっと適用される仕組みです。最初に5%の固定金利で契約した場合、20年後も30年後も5%の金利で利息を支払い続けます。ただし、固定金利を適用する金融機関のなかには、3年や5年など金利の固定期間を限定するところもあります。

固定金利のメリットは、返済額が景気の影響を受けないことです。常に同じ返済額が続いていくため、長期の返済計画が立てやすいというのもメリットになります。

一方の変動金利では、半年に1回などのペースで金利がその都度見直されるのが特徴です。景気が良くなると、金利も高めに再設定されるため返済額が増えるというデメリットがありますが、逆に、景気が悪くなった時には、金利も低く設定されるため返済額が抑えられるというメリットがあります。金利が高くなる場合も、返済額が高くなりすぎないように上限が決まっているので安心です。

コメント

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