日 時 平成18年10月1日 13時〜17時
場 所 大手町JAビル8階 大会議室(東京都千代田区大手町1-8-3)
資料代 1000円
主 催 農業と動物福祉の研究会 JFAWI
協 賛 JA全農・石井養鶏・ニチレイフレッシュ・パルシステム
後援 農を変えよう全国運動
プログラム
●OIE家畜福祉ガイドラインに対応するEUと日本の対応状況
松木洋一(日本獣医生命科学大学教授)
●家畜福祉チェーンの開発に向けて
永松美希(日本獣医生命科学大学助教授)
●EUの家畜福祉品質WQラベルの開発と日本への影響
佐藤衆介(東北大学大学院教授)
●国内における家畜の健康と福祉への取り組み
消費者団体における取り組み パルシステム
放牧畜産を中心とした取り組み 酒井牧場
行政主導型の地域での取り組み 松本家畜保健衛生所
養鶏業における取り組み 石井養鶏
●パネルディスカッション
これからのわが国の取り組むべき課題
座長 原耕造(JA全農SR推進事務局長)
●コメンテーター
生産者、消費者、流通、獣医師、動物福祉団体
【開催の趣旨】
2005年5月、OIE国際獣疫事務局(新名称 世界動物保健機構)総会において、世界の家畜の健康と福祉ガイドラインが採択されました。家畜福祉に関して「輸送(陸上・海上)」「人道的と殺」「防疫目的の殺処分」に関する初めての国際ガイドラインが制定されたことになります。次いで2010年までに「飼育舎」「飼育管理」における家畜の健康と福祉基準が検討され、採択の予定となっています。今後アメリカなど農産物輸出国がWTO体制を強化する中で、この家畜の健康と福祉を品質基準とした畜産酪農製品の市場流通という新たな価値観に基づく経済活動をどう対処していくかは、21世紀の畜産の生産・加工・流通・消費にとって避けることの出来ない課題となるでしょう。
とりわけ日本にでは家畜の健康と福祉についての情報収集と理解が始まったばかりであり、EUの家畜の健康と福祉の品質基準を参考にしながら日本型畜産のあるべき姿の確立を目指して、農業者、消費者、食品企業、動物福祉団体、行政が一体となった議論を積み上げていくことが必要となっています。この議論の方向は、国内自給率の向上につながっていくことになるでしょう。
本シンポジウムは、
(1)OIEのガイドラインの進展内容とそれを先導するEUの最近の家畜の健康と福祉政策、
(2)農業者や畜産関連企業がその経営環境の変化に対応してどのように家畜の健康・福祉に配慮した品質ラベルとアグリフードチェーンを開発しつつあるか、
(3)2010年以降の日本の畜産マーケットにそれがどのような影響を与えるのか、
(4)日本の生産・流通・消費のなかではどのような取り組みがなされているのか、
を報告し、日本の取り組むべき緊急課題を提議するものです。
シンポジウムは今回だけでなく今後は四半期に1回程度、関係者を集めて開催し、内外の情報とともにこれからの日本型畜産の生産・加工・流通・消費のあり方について幅広く議論を巻き起こし、その結果を持って提言をまとていく予定です。
生産者・消費者・行政・流通・学生など幅広い分野の皆様の参加を歓迎いたします。
農業と動物福祉の研究会(JFAWI)
URL:http://www.jfawi.org/
180-8602 東京都武蔵野市境南町1-7-1
日本獣医生命科学大学 食料自然共生経済学教室
Tel.&Fax.0422-32-4346