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国際獣疫事務局(Organisation International des Epizooties: OIE)
プレスリリース−2004年2月−

世界動物福祉会議:OIEは世界の動物福祉に
関する指針の調整役となることを確認



パリ、2004年2月25日

 国際貿易事務局(OIE)がパリで開催した世界動物福祉会議には70カ国を超える諸国から450名以上が参加した。

 会議では世界の動物福祉問題に対する大きな関心が確認され、また途上国を含む世界の様々な組織、利害関係者、科学者、非政府組織(NGO)間の建設的な対話は可能であることが証明された。

 2日間にわたり、すばらしい刺激に富むプレゼンテーションが行われた後、参加者全員が、陸路輸送、海路輸送、屠殺、防疫目的の殺処分、動物福祉におけるコミュニケーション上の課題、獣医師の役割、動物福祉研究、会議で提起されたより一般的問題の8テーマに分けたグループ討議のどれか一つに入る機会が与えられた。これらの討議の結果は、OIEが動物福祉に関して講じる今後のステップや戦略に役立てられることになる。

 OIE事務局長Dr. Vallatは「我々は、世界の動物福祉に関するガイドラインの調整役となるよう奨励されている」と閉会の挨拶で語り、さらに「OIEの政策では透明性と公開性は重要な要素。動物福祉問題に対しても引き続きこの原則でのぞむ決意を固めている」と述べた。

 会議ではまた世界貿易機関(WTO)が国際貿易基準に関して不可欠な役割をもつことも確認された。どのような国際基準を定める場合も常に科学を不可欠な基礎とすべきであることも再確認された。

 途上国の果たした役割はとくに重要なものであった。会議中、これらの国の代表の多くから動物福祉の概念を育てることに協力するという明瞭なメッセージが示されたが、同時にこれら諸国には時間と、ときに制約をもたらす特有の状況への理解が必要であることも明瞭になった。

 「OIEには120カ国以上の途上国がある。これら諸国が国際社会に向けた動物福祉基準を承認するためには、技術的、経済的支援を行うことが重要である」とDr. Vallatは述べた。

 動物福祉に関連するすべての措置を準備し、実施するためには、各加盟国の動物衛生業務(Veterinary Services)の全部門が重要な役割を担っていることが強調された。

 最近のアジアでの鳥インフルエンザ流行について、防疫目的の殺処分の討議ループで特別な関心が寄せられた。このグループの報告はもちろん2004年2月26日からバンコクで開くFAO/OIE「アジアの動物における鳥インフルエンザ対策に関する緊急地域会議」の検討資料としてDr. Vallatに提出される。

2004年2月

http://www.oie.int/eng/press/en_last.htm


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